http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/121213/wlf12121316150012-n2.htm
若者“電脳民主主義”へ奮闘 ネット投票、アイドル結成…投票率アップ作戦
2012.12.13 16:15
新党乱立、争点なく…投票率は厳冬? 29年ぶり師走の選挙
投票率の低下が懸念される今回の衆院選で、投票率アップを目指すのは、各地の選挙管理委員会だけではない。インターネットのコンテンツを駆使したり、女子大生のアイドルグループを結成、投票に行くようPRしたりするなど、さまざまな取り組みが始まっている。
大阪の街頭でPR / 立命館宇治中高など30校
20代の投票率向上を目指す首都圏の学生団体「ivote(アイ・ヴォート)」は、ブログなどを通じて投票方法や投票所の場所を紹介し、ホームページに自分の考えに合う政策の政党を探すことができるコンテンツも立ち上げた。
堀川雄太郎副代表(21)は「ネットやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じ、少しでも多くの情報や判断材料を提供したい。自分を含め、今回初めて投票する学生も多いはず。若者の考えをしっかり政治に反映させたい」と意気込む。
人気アイドルグループに“あやかる”ところも現れた。NPO法人「ドットジェイピー」関西支部は若年層に投票を呼びかけようと、女子大生グループ「SNK16」を結成、独自のアイデアでアピールに努める。「16」は投票日にちなんで命名。投票日前日の15日には大阪、箕面両市内の街頭で、投票時間などを盛り込んだ啓発チラシを配布する予定だ。
一方、大学生や教員らでつくる「模擬選挙推進ネットワーク」は、平成14年から、選挙権のない19歳以下の若者に投票を疑似体験してもらう取り組みを行っている。
政権公約や模擬の投票用紙を、協力してくれる学校に配り、各学校で模擬選挙を行う仕組みで、今回の衆院選でも、立命館宇治中学・高校(京都府宇治市)など全国約30の中学、高校で行われる。
同ネットはインターネットでの模擬投票も並行して実施しており、衆院選後に“未来の有権者”の投票結果を発表する。林大介事務局長(36)は「今回の争点は原発や消費税など、30年、50年先を生きていく若者にとって重要な課題ばかり。10代でも政治に関心を持ってほしい」と話している。
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2012/12/14
ブログカテゴリ: 模擬選挙2012