アメリカの大統領選挙にあわせて行われている模擬選挙(Mock Election)。
2004年、2008年に引き続き、2012年の今回も、模擬選挙推進ネットワークのメンバーで、芝浦工業大学柏中学高校教頭の杉浦正和さんが、視察をされています。
現地からの報告を、数回にわたってお届けします!
今回は3日目(10月31日)の報告です。
ハロウィンにちなんだ模擬選挙(Trick or Vote)が行われているようです。
<訪問先>
アメリカ合衆国 オレゴン州 ポートランド
<訪問スケジュール>
Wednesday, October 31
AM
Lunch location to be decided
Lunch with Rebecca Smith, Coordinator
PM
David Douglas High School, 1001 SE 135th Ave, (503) 261-8300
Check in at office (Rebecca will accompany you at the school)
Meet Tracy Lind, teacher
Observe classroom activities and voting
Trick or Vote, Bossanova Ballroom, 722 E Burnside
Meet Hayden Clapper, assistant, and her family, Jesse Clapper, and Aria Clapper
Dress in costume
Trick or Vote preparation and rally
Participate in Trick or Vote
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視察三日目。レベッカとオレゴン州会長、マーガレットと一緒に昼食をしながらいろいろな話を聞く。連邦の財政支援、前回4千ドルほどのものがなくなって、今年は同盟員から集めた2百ドルでやっている。今年の参加校数は180くらい、少し減っただけだそうだ。
デビッドダグラス高校に行って、社会科棟で二つの、住民投票分析プレゼンをした後に模擬選挙をする授業を視察した。住民投票についてマリファナよりも「キッカー」と言う会社に税金の余りを返す政策の議論が結構盛り上がっていた。生徒は班の発表をメモをしてそれと投票用紙を提出する、時間をかけて投票する者が多かった。投票後は行政権について教科書を見ながら記述する自習。クラスは共に37名、机がコの字に並べられていた。
最後に、Trick or Vote 会場へ移動し、演奏後に二人がやり方の説明するのを聞く。すぐに地図と住民リストを持って出た。ホストはクラッパー夫婦、夫のジェシーは子供をあやしながら黙々とドアを叩く。いない家が多い。姓が違う家も多い。段々暗くなりリストが読みにくくなり、階段を上がり下りするので脚が疲れる。アメリカでボランティアをやる結果になった。ミドルスクール以上の数十名のボランティアが参加していたのには驚かされた。一軒一軒回って投票に行く呼びかけをするのは、とても大変だ。でも、仮装しながら音楽を聞きながらコンテストをやって、楽しみながら活動するスタイルが徹底している。
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ブログカテゴリ: アメリカ大統領選挙2012