アメリカの大統領選挙にあわせて行われている模擬選挙(Mock Election)。
2004年、2008年に引き続き、2012年の今回も、模擬選挙推進ネットワークのメンバーで、芝浦工業大学柏中学高校教頭の杉浦正和さんが、視察をされています。
現地からの報告を、数回にわたってお届けします!
<訪問先>
アメリカ合衆国 オレゴン州 ポートランド
<訪問スケジュール>
Monday, October 29
AM
Central Catholic High School, 2401 SE Stark Street, 503-235-3138
Check in at school office
Meet Eva Schweber, past coordinator
Meet Geoff Stuckart, teacher
Observe voting, periods 1-3
Visit with AP Japanese students, period 4, Mariko Yokote, teacher
PM
Lunch at the school cafeteria
Observe voting, periods 5-7
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今日は視察の一日目、一日中晴。と言っても我々が太陽をしっかり拝めたのは3時頃、中央カトリック高校を出た後ですが。
朝7時20分に高校到着。マックス電車のグリーンラインでダウンタウンを出るが、中はガラガラだった。学校は早くから生徒も教師も来ていて、政治を教えているジェフスタッカートと、女性有権者同盟のエバシュウェーバーと会って教室や地下の投票会場(アクティビティセンター)で見学。ブースは黒のカーテンで仕切れる大きなものが10。高2と高3が全員政治や憲法の授業の間に、教師の受付で参加する形。
政治は、ちょうど選挙や政治参加の章を扱って模擬選挙に関連づける。教科書は有名なMagruder’s American Government Textbook と思ったのだが、ネットで見ると少し違う気がしてきた。明日がテストで80ページくらいの範囲、一ヶ月分で出すそうだ。
憲法の時間で、最近のニュースを関連付けて班毎で3分くらいで発表させていた。国際問題が多かったし、原稿なしで話した。
投票は、住民投票まで含んだ、本物とほとんど同じ投票用紙。ちなみに、オレゴン州は全員が郵便投票。マリファナの合法化が住民投票にかけられていた。生徒の結果、1クラスだけだが、合法化が少し多かった。今回が初めての参加みたいだが、結構熱心な取組をしている。
(原文ママ)
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※一部修正
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2012/11/01
ブログカテゴリ: アメリカ大統領選挙2012