国連子どもの権利条約は、子どもに影響を与えるすべての事柄において子どもが自己の見解を表す権利を保障しています。
選挙を含む政治におけるさまざまな決定は、当然子どもに影響を及ぼしていますから、子どもが政党の政策に関して意見を述べたり、質問をしたりするのは当然の権利といえます。
インドの農村で働く子どもやカンボジアのストリートチルドレンは政党の代表者と対話をおこなったり、子ども村議会を選挙で選んだりしています。
未成年模擬選挙に参加することは、子どもたちが自分たちによりよい社会をつくっていく力があることを実感し、その仕組みを学ぶ貴重な機会となるだけでなく、政治家が子どもの視点で政策を考えていくことにもつながるでしょう。
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甲斐田 万智子さん
認定NPO法人国際子ども権利センター 代表
http://www.c-rights.org
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2010/06/16
ブログカテゴリ: 模擬選挙応援団