信濃毎日新聞で、模擬選挙のことが取り上げられました。
記事中にもありますように、今回の総選挙が夏休み中ということで、取り組みが可能な学校が激減しているのも事実です。
それでも、ウェブ投票を含め、未来の有権者の皆さんにも、政治を身近に感じてもらいたいと思っています。
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http://www.shinmai.co.jp/news/20090816/KT090814FTI090003000022.htm
若者向け衆院選啓発活動、「夏休み」で苦戦 県内選管
8月16日(日)
18日公示、30日投開票の衆院選に向け、県内の選管などが取り組む若者向けの啓発・教育活動が苦境に立たされている。夏休みと重なって参加者が集まらず、学生ボランティアによる街頭啓発活動は中止に。全国規模で行われる中高生の模擬投票も参加が激減する見通しで、夏休みが早く終わる信州の中高生に参加の期待が集まっている。
県選管などは若い有権者の投票率を高める狙いで、2007年の参院選で信大教育学部(長野市)の学生ボランティア10人に協力してもらい、長野市の長野駅前で若者たちに啓発用テッシュペーパーを配布した。今回も7月下旬に同学部に協力を求め、研究室などを通じて参加を打診した。
しかし、夏休み中で学校に学生が少ないことに加え、8月下旬には教員採用試験2次選考や教育実習もあって希望者はゼロ。今回は学生による街頭活動を見送ることにした。
松本市選管も学生ボランティアが街頭でチラシを配る取り組みを検討したが、同様に参加者の確保が難しく、取りやめたという。
とはいえ、若者の投票率向上は重要課題。県選管は参院選に続き、民間会社の情報メール配信サービスで県内に住む20~30代の人の携帯電話にメールを送って投票を呼びかけることにしている。
衆院選に合わせて田川高校(塩尻市)の3年生が予定している模擬投票。全国の中高生の投票とともに市民グループ「模擬選挙推進ネットワーク」(事務局・東京)が集計し、結果が公表される。全国集計は03年衆院選から始まり、07年参院選では首都圏や静岡、京都などの約40校から8215人が参加したが、今回は20校ほどにとどまる見通しだという。首都圏の多くの学校は8月末まで夏休みで「大幅な減少は避けられない」と事務局長の林大介さん(33)は話す。
お盆明けに2学期が始まる岩手県内の高校などから問い合わせがあるといい、林さんは「夏休みが早く終わる長野県からも参加が増えてくれれば」と期待する。県内では田川高校のほか、下諏訪向陽高校(諏訪郡下諏訪町)の1年生も参加する予定だ。
模擬投票は期日前投票が始まる19日からインターネットやファクスで投票を受け付ける。林さんは「衆院選は中高生に政治を身近に感じてもらう機会。選挙権年齢の引き下げも論議されており、模擬投票の役割は高まっている」と多くの参加を訴えている。
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2009/08/17
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