赤ちゃんも借金648万円、国の借金827兆円に
財務省は23日、国債や借入金などを合わせた国の借金(債務)の残高が、2005年度末(06年3月末)で827兆4805億円に達したと発表した。
税収不足を補う国債の大量発行が続いたことなどから、04年度末に比べ、5・9%増(45兆9288億円増)となり、過去最高を更新した。赤ちゃんまで含めた国民1人当たりの借金は1年前より約36万円増えて約648万円に膨らんだ計算だ。
景気回復に伴って、05年度の税収は当初予算額より約5兆円多い49兆円台になる見通しだが、借金はその約17年分相当で、国の財政悪化の深刻さを示している。
内訳をみると、一般会計の歳入不足を補う普通国債や、特殊法人向け資金などを調達する財政融資資金特別会計国債(財投債)などを合わせた国債残高は、前年度末比7・1%増の670兆5794億円で、全体の8割を占めた。
(読売新聞) – 6月23日21時49分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060623-00000013-yom-bus_all
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2006/06/23
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