東京新聞(2013年8月15日付)朝刊で、模擬選挙の結果について取り上げられました。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013081502000141.html
未成年の参院選模擬投票 過去最高1万人超参加
2013年8月15日 朝刊
教員らでつくる「模擬選挙推進ネットワーク」が7月の参院選に合わせて行った「模擬参院選」の結果(速報値)がまとまった。対象は選挙権がない未成年者。過去最高の1万1113人が参加したが、結果は大人による実際の選挙とほぼ同じだった。
同ネットワークは約十年前から若年層の投票率アップに向け、国政選挙などで未成年による模擬投票を実施してきた。今回は七月五日から参院選投開票日の二十一日まで全国の小中学校や街頭、ネット上で投票を呼び掛けた結果、最多だった二〇〇七年参院選の際の模擬投票を約二千九百人上回る未成年が参加した。
結果は有効投票数一万六百八票のうち、自民党が四千百九十八票と一位。得票率は39・6%で実際の参院選比例代表(得票率34・7%)とほぼ似た結果となった。二位は民主党(千九百四十二票)、三位はみんなの党(千二百五十三票)と続いた。
ネットワーク事務局長の林大介・東洋大助教(37)は「未成年が普段の生活で政治を語ると『変な子』と思われがちだが、模擬選挙なら日本のこれからをまじめに語り合うことができる」と、模擬投票の効用をアピールしている。